拒絶の理由を発見しないから

自然言語を利用した衒学的思想の駄作のうち低度のものを掲載しています。

世界から隔離された感じ

 博士課程に入ったくらいから,どんどん視野が狭くなっていることに気づいていたが,それでも東京の街を歩いていれば電車内に流れるニュースを始め多くの情報が勝手に入ってきていた。Twittreは多くのニュースが流れてくるから,バランス良くフォローしておけばそれなりに良い情報源であった。

 会社人になって2ヶ月経ったが,もう全く一体世の中がどうなっているのか全く分からない。分かっているのは日経平均株価だけである(なぜか日経平均だけは会社でいつでも見られる)。朝起きて会社に行き,帰ってきてご飯を食べて風呂に入って寝るだけの生活を延々と繰り返しており,外部との接点はない。Twittreを見る時間もない。土日に外出しても,そこにはなにもない。

 分かりやすいのはコロナである。東京にいるときは,だんだん興味が薄れながらも感染者数がどのくらいかはフォローできていたが,今は理由もわからずマスクをしているだけという状態になってしまった。そういえばコロナ対策でマスクをしているのであった。

 この状況から脱出するには能動的に情報を得に行けば良いだけである。しかしどうもそうはなりそうにない。

 これまで20数年間にわたって,知っている領域を拡大させることに専心してきたはずだが(偏りがあるのは仕方がない),ついに心境の変化を迎えて,どうでもよくなってきたのかもしれない。これは何かを変えようとするエネルギーを失い守りに入ろうとしているとも言える。しかしそれもまた,つまらんなあと思う自分もまだいる。

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七条大橋東詰

 

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