拒絶の理由を発見しないから

その責めに帰することができない理由でブログを書いています

信用がない

 嵩むタクシー代をなんとかするためには車を買うしかないが,これも聞くところによればそれなりに時間のかかる手続であるようなので,要らぬ手間を全部省けるようにしたかった。

 真っ先に取り組んだのは金の手配である。言うまでもなく銀行の自動車用ローンは金利が非常に低い。高くても2%台である。だがどうだろう,入社して1ヶ月で審査に通るだろうか。通らなかった。従ってクソ高い金利のディーラーローンを使わざるを得なくなった。

 車庫証明の申請書類と印鑑証明書を携えて予約したディーラーに行き,開口一番いつ納車できるかを聞くと,書類が揃っていれば最短で2週間くらいと抜かしたが,いざその揃った書類を見せると3週間後になってしまった。買うつもりで来ている人間にでたらめを言うべきではない。

 買うつもりと言えば,服を買うときのエクスペリエンスは大抵の場合良好である。店員が向こうから話しかけてきてくれるし,質問にも快く答えてくれる。これといって知識もないので丸投げすることもあるが,7割方失敗しない(3割は失敗する)。ただしセール期間の土日は最悪である。店員は忙しいし,Lサイズしか残っていないからだ。

 結局,何時間も商談に費やし(なんでこんなに時間がかかるのか)まともに判断する気も失せ,クソ高い金利がどうでもよくなるくらい予算を大幅に超えてしまった。馬鹿である。しかし恐ろしいもので,気持ちのピークは契約時ではなく納車時にあるのだ。そして納車時には不愉快なことはまず起こらない。終わり良ければすべて良し。これで移動に不自由する生活とおさらばできたのである。

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宮島で食べた牡蠣

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