拒絶の理由を発見しないから

その責めに帰することができない理由でブログを書いています

新型コロナワクチンの思い出

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 3回目の接種が計画されているが,その頃には今のことは忘れているだろう。何年か経った頃に見返すべく,今のうちに記録を残しておきたい。

いつ打てるのか

 2月17日から医療従事者への接種が始まった。4月12日から高齢者への接種が始まった。一体いつになったら打てるのか,年末くらいになるのではないかという気持ちがあった。国の輸入の予定表によれば,6月くらいから順番が回ってくるようであった。アメリカでは空港で誰でも打てるなどといった先行している国の様子も伝えられた。

 5月24日から自衛隊が大規模接種センターを開設した。予約殺到かと思いきや低調で,枠が余ったために6月15日には対象年齢を拡大することが発表された。6月16日0時から予約が開始された。接種枠は17日~27日の11日間のみで,接種券が必要であった。この段階で接種券を高齢者以外に発送している自治体はほとんどなかったが,この発表を受けて前倒して発送してくれる自治体もあった。

 急いで17日に接種券を申し込み,19日には届いたが既に手遅れで,キャンセル待ちF5アタックを強いられた。枠は空くのだが,予約完了画面にたどり着かなかった。

 この頃,職域接種を6月21日から開始するとして6月8日から企業の申請を受け付けるようになっていた。数の見積もりをすべく,職域接種を受けるか受けないかを6月末の時点で決めるように言われた(勤務先の場合)。この決断が非常に難しかった。大規模接種センターに空きが出るような状況下では職域接種の方が遅れるかもしれなかった。実際,勤務先からは1回目接種は8月になると書かれていた。様々な可能性を検討したが,大規模接種の枠は取れない,自治体接種は20代は最後になるだろうと見込み,職域接種にした。結果的に,職域の接種日と自治体の接種日(20代)はほぼ同日となった。

副反応

 モデルナの方が副反応が起こる確率が高いとされていた。1回目は筋肉痛のみ,2回目はこれに加えて全身のだるさがあった。発熱が最も危惧されたので,体温の変化を細かく測定しておいた(図1)。図からも読み取れるように,幸いにして体温の変化はほとんどなかった。

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図1 体温の変化

異物混入

 1回目のワクチンが異物混入疑いロットであった。宝くじに当たったような気分で嬉しかった。

 

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