沖縄で開催された言語処理学会年次大会に参加した。ChatGPTが大いに盛り上がる中での開催であった。これからの自然言語処理がどうなるのか,ターニングポイントとして記憶されることだろう・・・
さて,それにしても飛行機というのは最悪の乗り物である。今回どうしても飛行機で移動せねばならなかったが,極力避けたい乗り物であると確信した。那覇台北新幹線を開通させるべきである。JR東(シナ)海には頑張ってもらいたい。
新幹線は最高の乗り物である。故にたぶん,高速鉄道は最高か最高に近い。なぜなら,あらゆる観点(言うまでもないが読み取れない人もいるため明記すると,サービスを含む)においてあらゆる技術を適用できるからである。「新幹線」は日本にしかない。従って,日本の水準で全てを運用して良い。TGVならばフランスの水準で運用して良い。日本の新幹線は輸出されているが,A国に輸出された新幹線はA国の水準で運用される。日本の水準にはならない。
飛行機は全世界共通である。東京やヌエバジョルクはもちろん,ルワンダ・キガリやハイチ・カパイシャンにも国際空港がある。東京でしか離着陸できない運用には意味がないから,国際協調の場で全てが決められることになり,必然的に下に揃えることになる。その結果,到底2023年の日本とは思えないような体験を強いられるのである。
まずもってばかばかしいのは,出発4分前に指定席を予約し飛び乗れない点である。乗降にもバカみたいに時間をかけているが,同じ人数でも電車なら1分で乗降できる。到着してからも手荷物が出てくるのを待たねばならない。人が多いと遅延する。保安上の理由で乗っていない人を捜さなければならない。上級会員になっても到着する時刻は同じというアホらしさ。
日本のみで完結するのであれば(まあ日本に大型旅客機メーカーはないんだけど),以上の問題は適切な研究開発への投資によって今日までに解決していたはずである。乗降は1分で完了するし,予約も4分前で良い。手荷物は着陸前に地上に落とすことで到着と同時に受け取れる。どこに誰の荷物があるかピンポイントに分かるようになっており,乗り遅れの対応も3分程度で可能である。爆発しようが翼が折れようが,安全に着陸できる。想像もつかない技術により,定刻運用ができ,ビジネスクラスなどの優等座席は,エコノミークラスよりも早く着く。
なんとかならんもんかなあ。