拒絶の理由を発見しないから

その責めに帰することができない理由でブログを書いています

締切は何のためにあるのか

 3月頭に某事務組合立高等学校の願書を中学校が出し忘れて外野が大騒ぎになったが,「何のために締切があるのか」といった主旨のポストに対し,「それで、なんのために締め切りがあるんですか?」という引用リポストがついていた(出典:1763770671589630341)。なるほど確かに何のために締切があるのか考えたことがなかった。これは良くないので,すぐに考えたが,直ちに答えが出た。

 何のために締切があるのか,それは,締切の前に提出を強要されないためである。締切がなかった場合,受け付ける側が自由に締め切れてしまう。事務方の手がすいたときに,「いま暇だから願書の処理をやってしまおう。受験を希望されるかたは今願書を出してください。これ以降に出されてもいつ処理できるかわかりません。来年かも」とされてしまいかねない。締切があれば,その締切までは絶対に受け付けてもらえるという安心が得られるというものである。

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