拒絶の理由を発見しないから

その責めに帰することができない理由でブログを書いています

エスカレーターは左でも右でもなく真ん中に立つべきである

 どう考えてもエスカレーターは真ん中に立つべきである。以下,どう考えたか述べる。

バランス

 片方に寄ったらバランスが悪い。機械の寿命が縮むかもしれない。機械の寿命以前にセンスがない。デスクトップにアイコンをたくさん並べていそうで気持ち悪い(Microsoft Windowsでは2007年の時点でデスクトップにはごみ箱だけ置くようになった)。

荷物を置くべきスペース

 荷物は前後ではなく,左右に置くべきである。その方があらゆる面から見て安全である。なお安全は全てに優先することは日本では常識である。

左手しか使えない人

 何らかの事情で左側の手すりしか使えない人がものすごくたくさんいる。したがって,右側のみに立つべきではない。

右手しか使えない人

 何らかの事情で右側の手すりしか使えない人がものすごくたくさんいる。したがって,左側のみに立つべきではない。

歩くのは危ない

 片方に立つのは,もう一方を歩くためにあけておくなどといった不合理な理由が挙げられることがある。可動部に立ち入ること自体が危ないのに,その上で移動するとは何事か。安全感度が低い。

歩いても速くない

 エスカレーターを歩く不合理な理由は,急いでいるというものである。ここには論理の大きな飛躍がある。急いでいるのであれば,新幹線を使うべきである。エスカレーターを使っている時点で既に遅刻している。エスカレーターの時刻は決まっているのだから,エスカレーターに乗り遅れているのである。それを取り返すには新幹線に乗るしかない。

管理者からの指示

 一部の場所ではアナウンスで,「ステップの中央にお乗りください」と言っている。自分の所有物ではないのだから言うとおりにするのが普通である。

一般性を失わない

 エスカレーターには様々なサイズ(幅)がある。一人用と思われる幅のエスカレーターと,二人でも使える幅のエスカレーターがあるが,どちらに乗るかによって乗り方が変わるのは精神に負荷がかかる。常に同じ乗り方をしたいが,一人用と思われる幅のエスカレータはほぼ全員が真ん中に立っているのだから,これを自然に拡張すれば幅の広いエスカレーターでも真ん中に立つしかない。

近年の傾向

 エスカレーターの真ん中に立つ人は増えている。随分よく見かけるようになった。これが人の道であり自然の摂理というものであるから,自ずと増えていくのである。

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